アルミ製の鍋の特徴は?
どこの家庭にも1つや2つはアルミ製の鍋があるかと思いますが、アルミ鍋はステンレス製の鍋と比較しても、軽量で持ちやすく、熱の伝導率が高いということでは、他の素材の鍋にはひけをとりません。
日本では古くから、このアルミ製の鍋が活躍してきましたが、その歴史は今から約70年も前、昭和初期の時代にまでさかのぼります。
アルミ製の鍋はステンレスや鉄と比べると重量は約3分の1で、しかも価格が安いのが特徴です。
ホームセンターに行くと、数多くのアルミ製の鍋が並んでいて、とくに中高年世代の主婦の人には根強い人気があります。
鉄製の鍋やフライパンで調理をすると、鉄分が摂れると言われていますが、重要が重くて錆び付きやすくて耐久性の面ではやはりアルミよりも劣るのが難点です。
もともとアルミは、アルカリ性や酸性のものに触れると反応して、黒ずみができる性質があるのですが、これを防ぐためにアルミ鍋の表面はアルマイト加工が施されています。
アルミ製の鍋を使うメリットは?
アルミ製の鍋は、他の素材が使われた鍋やフライパンと比較すると、価格が安くて手に入りやすいということです。
ステンレス製の鍋に比べると、アルミ製の鍋はやや薄くて、どちらかと言えばステンレス製の鍋のほうが質感が高いように思うかもしれません。
しかし、ステンレス製の鍋でも価格が安いものだと、かえって使いづらいものもあり、アルミ鍋のほうが使い勝手が良いと思うこともあります。
アルミ鍋のもっとも素晴らしいところは、他の素材と比較しても熱伝導率が高いことです。
鉄製の鍋やフライパンは、錆び付きやすいですが、アルミ鍋はそのような心配もなく、お手入れがとても楽です。
近年は、高級なステンレス製の鍋をセットで購入する人も増えてきましたが、アルミ製の鍋は料理のプロフェッショナルにも愛用者が多く、幅広い世代の人に根強い人気があります。
アルミ鍋と言えば無水鍋がもっとも有名ですが、何十年もこれを愛用する人も多く、まさにロングセラーヒットのキッチン用品ですね。